店舗名:たんば黎明館

明治洋風建築のフレンチレストラン

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歴史の街・柏原を象徴する『たんば黎明館』。明治18年、国家を担う人材育成の志から、氷上第一高等小学校として設立されたのが始まりです。明治42年には、氷上郡立高等女学校(のちに県立に)の校舎となり、たくさんの才媛を育てました。

明治初期に建築された、木造2階建の洋風建築。近代初等教育施設の建築物としては兵庫県下で最古に部類します。また、玄関上部にバルコニーを支える6本の円柱、ステンドガラスを配した半円形の飾り窓など、建築的価値も高く、平成21年に兵庫県有形文化財の指定を受けました。

このような建築物を保存するには、文化施設として運用するのが一般的です。それと同時に飲食店を開業することで、広域から人を呼び込むための集客施設としても活用することになりました。とはいえ、公共の建物には様々な制約があります。例えば、壁に釘1本でも打ち込むことは許されません。文化財として保存する難しさはありましたが、火器を使用する厨房棟を別の場所に建てるといった工夫を凝らし、改修を進めていきました。

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同時に進めていたのが、入居者の業種を検討すること。地元の人たちにも参加してもらいながら検討会議を行いました。様々な意見が挙がりましたが、最終的に採用されたのがフレンチレストラン。明治洋風建築に調和しますし、地域の品格を高めることにも繋がると考えました。

一方で、「地方にフレンチレストランは格式が高すぎるのでは?」という意見も。そこで、役員が打診したのが、大阪で3店舗、フランスパリにも出店されている『ル・クロ』でした。「お箸で食べられるフレンチ」がコンセプト。『たんば黎明館』の1階にレストラン、2階にランチ用のカフェとして入居しており、地元はもちろん、市外・県外からもたくさんの人たちが利用しています。

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